素材の選定
麻布は国内の機屋から仕入れた、目が均一で刺しやすい高品質なものを使用しています。 糸は職人が手染めした天然染料のものを中心に使い、化学染料には頼りません。 素材の良さが作品の美しさに直結すると信じているため、妥協はしません。
ABOUT THE ARTIST
Artist Profile
Tsugako Yamada
青森県弘前市生まれ。祖母がこぎん刺し職人だったこともあり、幼い頃から針と糸に親しんで育つ。 大学卒業後、東京でグラフィックデザイナーとして働くかたわら、 津軽こぎん刺し保存会に入会し本格的に技法を学ぶ。
2018年、こぎん刺し作家として独立。伝統的な模様の美しさを守りながら、 現代の暮らしに馴染む作品制作を続けている。 国内外の展示会に出品するほか、ワークショップの開催や伝統技術の普及活動にも積極的に取り組んでいる。
MY COMMITMENT
麻布は国内の機屋から仕入れた、目が均一で刺しやすい高品質なものを使用しています。 糸は職人が手染めした天然染料のものを中心に使い、化学染料には頼りません。 素材の良さが作品の美しさに直結すると信じているため、妥協はしません。
伝統的な模様を忠実に受け継ぎながら、作品の用途や素材のサイズに合わせて 模様の組み合わせや配置を設計します。グラフィックデザイナーとしての経験を活かし、 余白の美しさや視覚的なバランスを大切にした、現代的な感性のデザインを追求しています。
どんな小さな作品も、すべて手作業で仕上げます。針を進める速度より、 針を進める美しさを大切に。布目のずれがないか、糸の張りが均一かを 常に確認しながら制作することで、長く愛用していただける品質を保ちます。
PROCESS
作品のサイズや用途を決め、使用する模様の組み合わせを方眼紙に書き起こします。 伝統的な「もとこ」(模様の基本単位)を組み合わせながら、 全体のバランスとリズムを考えてデザインを決定します。 この工程に最も時間をかけることが多く、満足いくデザインができるまで何度も書き直します。
麻布を必要なサイズに裁断し、端のほつれ止め処理を施します。 使用する糸は作品のデザインに合わせて色を選び、 適切な長さに切り揃えます。糸は短く切りすぎると結び目が増えて仕上がりが悪くなるため、 経験から最適な長さ(30〜40cm程度)に統一しています。
いよいよ刺す作業に入ります。下から上へ、左から右へと横方向に糸を進めながら、 設計図を参照しつつ布目を数えて刺していきます。 A4サイズ程度の作品で約20〜30時間、大きなバッグになると 50〜80時間かかることもあります。焦らず、集中して、ひと針ずつ丁寧に。
刺し終えた布地を形にする仕立ての工程です。バッグであれば縫製し、 ブローチであれば台紙を当て金具を取り付けます。 最後に全体を確認し、糸端の処理や形の整えを行います。 水通しとアイロン仕上げで模様が一層美しく浮かび上がり、完成です。
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